【ストレスと漢方薬】イライラや不眠におすすめの漢方薬5選!

疲れているのになかなか寝つけないあなたに

仕事や家事が終わって横になったのになかなか寝れないということありませんか?

次の日に予定があるのに寝つけずに焦ってしまい寝ようと思ってしまうほど余計にイライラして眠れなくなってしまう。

寝つけない日々が続いてしまうと余計にストレスがたまって心も身体も休まることができないですよね。

このような寝つきが悪いあなたには漢方薬がおすすめです。

眠れない原因

眠りたいのになかなか寝れないという原因は人によって様々な原因があります。

精神的なものや身体的なもの、さらには不規則な生活や生活環境など。

漢方では眠るために一時的にお薬を飲むというのではなく、眠れない原因を解消し元のバランスの良い身体の状態に導くことで快適な睡眠ができるよう改善していきます。

漢方と不眠

漢方では身体のバランスを考える時に「気・血・水」や「陰と陽」のバランスを見ていきます。

精神的な原因の場合、ストレスや疲れは身体を巡る「気」が滞ってしまうことで身体の熱を冷やすことができず頭に熱がこもっているような状態になります。

気の流れがスムーズにいかないとイライラしたり余計な考え事をしてしまい、のぼせや怒りなどの症状が現れてくることがあります。

また、夜の「陰」の時間にはしっかりと身体や心を休めて日中の「陽」の時間に身体を動かす生活習慣を身に着けることで自然と夜寝つけるようにリズムをつけていくことも大切です。

不眠やイライラに使用される漢方薬

生活習慣や食生活、環境の変化などによって人それぞれ原因が異なることはわかりました。

不眠の症状としてもいろいろとありますが、精神的に落ち着かずに眠れない、イライラする、寝る前に興奮状態にあり眠れないという方には「柴胡加竜骨牡蛎湯」がおすすめです。

身体にこもっている熱を冷ますことで不眠を改善に導きます。

精神不安やイライラがあり寝つけないという方によく処方される漢方薬です。

その他にも不眠やイライラに使用される漢方薬をご紹介します。


半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

【効能】

体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症:不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声、のどのつかえ感

【構成生薬】

半夏 厚朴 茯苓 蘇葉 生姜


桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

体力中等度以下で、疲れやすく、神経過敏で、興奮しやすいものの次の諸症:神経質、不眠症、小児夜泣き、夜尿症、眼精疲労、神経症

【構成生薬】

桂皮 芍薬 大棗 竜骨 牡蛎 芍薬 甘草 生姜


抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

【効能】

体力中等度をめやすとして、やや消化器が弱く、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの次の諸症:神経症、不眠症、小児夜泣き、小児疳症(神経過敏)、更年期障害、血の道症、歯ぎしり

(注)「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、更年期など女性ホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状を指します。

【構成生薬】

柴胡 釣藤鈎 蒼朮 茯苓 当帰 川きゅう 陳皮 半夏 甘草


柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

【効能】

体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う次の諸症:高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜泣き、便秘

【構成生薬】

柴胡 竜骨 牡蛎 黄ごん 大黄 半夏 人参 茯苓 桂皮 生姜 大棗


加味帰脾湯(かみきひとう)

【効能】

体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの次の諸症:貧血、不眠症、精神不安、神経症

【構成生薬】

人参 蒼朮 茯苓 甘草 生姜 大棗 酸棗仁 竜眼 

当帰 黄耆 木香 柴胡 山梔子 遠志