風邪をひいた時に使用される漢方薬

季節の変わり目や寒くなる冬の季節に風邪になった時にみなさんはどのような方法で治していますか。

一般的にはドラッグストアで風邪薬を購入して2~3日安静にしている人が多いかと思います。

薬を飲むことでできるだけ早く効率良く体調を整えるということもできますが、できるだけ漢方薬で自然の成分で改善したいという人は今回ご紹介する漢方薬の選び方を参考にしてみてください。

風邪をひいた時に使用される漢方薬

風邪をひくとよく起こる症状として寒気や鼻水、せきや熱、のどの痛みなどがあります。

漢方薬は体質改善にも使用されますが、一時的に(頓服:とんぷく)として飲む場合にも有効的です。

葛根湯(かっこんとう)

【効能】寒気のあるかぜに使用します

体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み

【構成生薬】

葛根 生姜 芍薬 麻黄 桂枝 大棗 甘草

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

【効能】鼻水が出るかぜに使用します

体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出るものの次の諸症:気管支炎、気管支ぜんそく、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症

【構成生薬】

麻黄 桂枝 細辛 半夏 五味子 芍薬 乾姜 甘草

桂枝湯(けいしとう)

【効能】体力がない、胃腸が弱い方のかぜの初期に使われます

頭痛や寒気、微熱、のぼせがあるなど

【構成生薬】

桂皮 芍薬 大棗 甘草 生姜

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

【効能】かぜの中期から後期に使用

体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・はきけなどのあるものの次の諸症:胃腸炎、かぜの中期から後期の症状【構成生薬】

桂枝 生姜 柴胡 黄芩 半夏 芍薬 人参 甘草 大棗

麦門冬湯(ばくもんどうとう)

【効能】

体力中等度以下でたんが切れにくく、ときに強くせきこみ、又は咽頭の乾燥感があるものの次の諸症:からぜき、気管支炎、気管支ぜんそく、咽頭炎、しわがれ声

【構成生薬】つらいのどの乾燥に

麦門冬 粳米 大棗 半夏 人参 甘草

五虎湯(ごことう)

【効能】

体力中等度以上で、せきが強くでるものの次の諸症:せき、気管支ぜんそく、気管支炎、小児ぜんそく、感冒、痔の痛み

【構成生薬】

麻黄 杏仁 桑白皮 石膏 甘草

銀翹散(ぎんぎょうさん)

【特徴】かぜのひきはじめでのどが痛むときに

口の渇き・せき・頭痛

【構成生薬】

薄荷 牛蒡子 淡豆鼓 金銀花 連翹 淡竹葉 羚羊角 荊芥 粳米 甘草

麻黄湯(まおうとう)

【効能】発熱や身体の節々が痛むとき

体力充実して、かぜのひきはじめで、さむけがして発熱、頭痛があり、せきが出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの次の諸症:感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまり

【構成生薬】

麻黄 桂枝 杏仁 甘草

香蘇散(こうそさん)

【効能】

胃腸虚弱で神経質の人の風邪の初期

【構成生薬】

香附子 蘇葉 陳皮 甘草 生姜

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

【効能】

悪寒、微熱、全身倦怠、低血圧で頭痛、めまいあり、四肢に疼痛冷 感あるものの次の諸症: 感冒、気管支炎

【構成生薬】

麻黄 細辛 附子末

真武湯(しんぶとう)

【効能】

新陳代謝の沈衰しているものの次の諸症: 胃腸疾患、胃腸虚弱症、慢性腸炎、消化不良、胃アトニー症、胃下 垂症、ネフローゼ、腹膜炎、脳溢血、脊髄疾患による運動ならびに 知覚麻痺、神経衰弱、高血圧症、心臓弁膜症、心不全で心悸亢進、 半身不随、リウマチ、老人性 痒症

【構成生薬】

附子 茯苓 蒼朮 芍薬 生姜